身体の声を聴く

いよいよ師走ですね!忙しい時こそ、ゆるゆる大事!と自分に言い聞かせている私・小林です。

さて、皆さん、今年やり残したことは無いですか?

私自身は、毎年沢山あっていつも後悔するんですが、今年は、川村コーチ主催のラン練習会が始まりランニングに関しては、少しづつ走力がついてきたかな、、、と感じていまして、以前から妄想していたチャレンジを実行しました。

それは、、、、

仕事場から自宅まで走って帰る。(約16km)

まあ、いつものラン練習会メンバーの皆さんや、普段フルマラソンや100kmマラソンなどに出場されている猛者の方々には鼻で笑われてしまうのですが、過去に1度だけ10kmランのイベントに出て、フラフラになっていた自分からしますと、16kmの長旅は未知の世界でございまして。

しかし、毎週のラン練習会で約10kmは走っているため、もういけんじゃね?という自信?いや確信があり、事前に川村コーチに相談。そうしたら、

川村コーチ:「小林さんなら、もういけますよ!1時間半ってとこでしょうか」

この言葉で、1時間半が目標になり、当日は、夕方5時半にスタート。7時着目標です。

あそこに、チェリオの自販機があったな~、と給水ポイントをイメージし、スマホと100円をポケットに入れ、いざスタート!!


順調に走り出し、約7km地点にあるチェリオ自販機で水分補給。小さな缶の飲料がコーヒー以外にエナジードリンク(強炭酸)のみ。そのチョイスは大間違いで、その後にゲップとオナラが、ラップのように響き渡る(笑) 食事中の方、すいません(笑)

そして、12kmを越えたあたりから、少しづつ負荷がかかっていた箇所にハリや痛みが。スタートしてから、ずっと走り方を意識しながら調整していたつもりでも、自分のクセが引き起こしているバランスや走り方の影響が顕著に出てきました。

昔から、球技だったり、スノーボードなどの道具を使ったり、道具と一緒に身体を動かすスポーツをしてきた自分としては、道具の使い方ばかりに意識がいく傾向にありました。(もちろん上手な方は違いますが、、)

でも、「走る」「歩く」は、自分の身体をどう使うか、どう動かすかの意識を徹底的に求められ、走っている時、身体のあらゆる箇所に意識を巡らせている自分がいて、

ふと、以前、川村コーチが言っていた

「多くの人が、自分の身体を他人に委ね過ぎかもしれないですね」

という言葉が浮かんで来ました。

私もそうですが、自分の身体を知らずして、他人(お医者さんや治療家さん)に委ねてしまう。

もっと自分の身体を知り、もっと向き合う事で、専門家の方々への質問のクオリティーも上がる。

健康は外からやってくるものではなく、内からつくるもの。

ウイルスやワクチン、薬や健康食品、健康器具や道具、などなど、もちろん科学進歩の恩恵を受け、それに助けて頂きながら健康な生活を送る事は有難いことですが、内なる自分の身体の声を普段から聴いておくことって非常に大事なんだと気づきました。

一本歯下駄で身体の軸を感じるのも、自分の身体に向き合い、身体の声を聴くということなんだろうと。

そんな学びを得ながら、なんとか自宅に到着!!

途中、給水休憩や信号待ちなど、タイムを気にせずゆっくり走っていたわりには、目標の1時間半を切ることが出来ました!というか、川村コーチの予想ピッタリ!すご!


そんなこんなで、達成感だけでなく多くの学びを得た16kmの帰宅ランでした。

次の日、サッカーJリーグの、ある監督の記事を読んでいたらこんな言葉が。

「失敗とはミスをすることではなく、挑戦しない姿勢なんだ」

来年も小さな事から少しづつ挑戦して行きたいと思います!今年も残り少ないですが、引き続きよろしくお願いいたします。そして、来年もどうぞT-FOOTをよろしくお願いいたします。

以上、小林でした。